はじめに
銀行のインターネットバンキングなどから納税する場合は、pay-easy(ペイジー)を利用します。
手数料がかからないので、口座振替を設定していない場合の電子納付では有力な選択肢になるかと思います。
pay-easyでの納付には「登録方式」と「入力方式」の2つがあります。通常は「登録方式」で良いですが、差額の追加納付など登録方式では対応できない場合は「入力方式」を選択します。
このページではそれぞれの方法での支払い手順について説明します。
登録方式入力方式- 申告後に通知される納付情報を利用せず、納付番号や金額を手動で入力して納付する方法
 - 「登録方式」で対応できない場合(例えば納付した後に確定申告を修正&提出した時の差額分の追加納付を行うなど)は、こちらの方式で行う
 - 詳細はこちらを参照
 
なおe-Taxによる確定申告全体の話はこちらを参照してください。
nopipi.hatenablog.jp
pay-easy: 「登録方式」による納付手続きの手順
納付に必要な情報の取得
納税する前に、以下の3つの情報を確認する必要があります。
- 納付情報・・・・・収納期間番号、納付区分、納付金額などの情報
 - 利用者識別番号・・e-Taxの利用者を示す16桁の番号
 - 納税用確認番号・・電子納税に必要な、6桁の数字。事前に本人が設定しておく必要がある。
 
(1)納付情報の確認
確定申告の提出が完了すると、e-Taxのお知らせ・受信通知に納付に関するメッセージが届いているのでそちらから確認します。

「納付情報登録依頼」や「所得税及び復興特別所得税申告」などのタイトルがあるメッセージを開き納付区分番号通知の情報を確認します。
ここでは以下の情報を確認します。

(2)利用者識別番号の確認
利用者識別番号は、e-Taxの利用者を識別する16桁の数字のIDです。
e-Taxトップからマイページへ飛んで基本情報のページの上部に表示されているので控えておく



(3)納税用確認番号の設定
納税用確認番号を事前に設定する必要があります。
パスワードと同じで設定した番号は確認することができないので、覚えておくか、紙に記録して他の人に見られないように保管しておく必要があります。(この番号は支払いに使う番号で、万が一漏れても金銭が不正に引き出されるような類のものでなく悪用のリスクが思いつかないので、通常のログインパスワードほどセンシティブにならなくても良いかもという判断で紙に記録と書いています。)
納税用確認番号の設定は以下から行うことができます。
マイページに移動し、還付・納税関係のページに移動し、- ページの下の方にある
納税用確認番号・カナ氏名から設定