はじめに
引っ越し時の、車のナンバー変更の手続きの備忘録です。
手順
1.車庫証明書を取得する(1週間程度)
1.1 申請用紙を入手する
- 方法1:警察署の窓口で紙の申請書をもらう
- 方法2:警視庁のwebページ保管場所証明申請手続 警視庁からダウンロードする
紙は2枚の申請書の複写式担っているので、警察署に何度も足を運ぶのが億劫でなければ、個人的には紙の申請書をもらったほうが手っ取り早いかと思います。
1.2 申請に必要事項を記載する
- 「自動車保管場所証明申請書」
- 「保管場所標章交付申請書」*1
- 「保管場所の所在図・配置図」
- 所在図:自宅と駐車場の直線距離を示す必要があるのですが、googleマップで直線距離を表示させて印刷したものを別紙で添付すると楽です。地点間の距離を測定する - パソコン - マップ ヘルプ
- 配置図:こちらの記載例を参考に駐車場の寸法を記載する
- 駐車場を賃貸していることを証明する書類(品川の大井警察の場合、下記のどれか一つ*2 )
- 保管場所使用承諾証明書
- 契約書のコピー
1.3 最寄りの警察署に赴き窓口で車庫証明申請を提出
2.(任意)希望ナンバーを取得する(1週間程度)
車庫証明取得と並行して、希望ナンバーの取得手続きを行います。
2.1 希望ナンバーの申請
- 申請書への情報登録のため、手元に車検証(またはそのコピー)を準備します。
- 希望番号申込サービス(GCAA0101)のwebページから希望ナンバーを申請する
- 先ずは申請手順を確認
- 希望ナンバーの概要を確認する→希望番号申込サービス(GCAA0301)
- 申請の流れを確認する→希望番号申込サービス(GCAA0302)
- 申請する→こちらから「新規申込」で申請を行う。
- 登録したアドレスにメールが届くので、メール内のリンクをクリックし申請の詳細内容を記載する。
- 申請内容の入力は、こちらのページが詳しくていいです→自動車ナンバープレート希望番号の取り方(インターネット申込)
- 申請が完了すると、申請受領メールが届きます
- その後、照合確認が完了すると照合完了メールが届きます。そしたら料金の支払いです。
- 先ずは申請手順を確認
3.その他書類の準備
3.1 住民票
住民票は、発行後3ヶ月以内のものであってマイナンバーが記載されていないものが必要になります。
4. (運輸支局)住所変更(登録変更)
ここから実際に運輸支局に行って行う手続きになります。
4.1必要となる書類
住所変更の場合、以下の書類が必要なります。(1〜4は運輸支局で取得)
- 「申請書(OCR シート第1号様式)」
- 「手数料納付書」
- 350円の検査登録印紙(手数料納付書に貼り付けます)
- 「自動車取得税・自動車税申告書(報告書)」
- 付随書類
- 現在の「自動車検査証」(車検証)
- 「希望番号予約済証」
- 「自動車保管場所証明書」(車庫証明書)
- 「住民票」
書類の中身については、こちらのサイトが参考になります。
4.2所轄運輸支局の確認
新しい住所のを所管する運輸支局局や、陸運局敷地内の建屋配置を確認したい場合は、関東 | 登録管理ネットワークで確認するのがわかりやすいです。*6
4.3鮫洲の東京運輸支局の場合
品川区は品川ナンバーなので、鮫洲にある関東運輸局 東京運輸支局での申請になります。ちなみに東京運輸支局では、品川ナンバーと世田谷ナンバーを扱っているそうです。
- 東京運輸支局の場所: googleマップ 東京運輸支局
そして、登録変更手続き(ナンバー交換あり&希望ナンバー取得とき)の場合の手続きの流れですが、ざっくり以下の図のようになります。大きく分けると、(1)「申請手続き」(図の赤線)、(2)ナンバー交換(図の緑線)の手続きに別れています。また今回は希望ナンバーを取得したので、「C-16予約センター」で「希望番号予約済証」を取得するところがスタートとなります。
4.4 申請書類の取得と記載(東京陸運局の場合)
- (1)自分で申請書を作成する場合
運輸支局で、申請書の取得、作成、申請手続きまで行うことも出来ますが、申請書の作成は慣れないと難しく、業者のように頻繁に手続きしている人でないと難しいと思います。滅多に陸運局行くことない一般人は、事前に運輸支局で申請書の取得と記載例を確認して一旦家に持ち帰って書類を作成してから、再度運輸支局に行って申請するのが、二度手間になりますが、結果的に確実で良いと思います。
- C棟(ナンバーセンター品川)
- 「希望ナンバー窓口」で「希望番号予約済証」を取得
- 「検査登録印紙」を購入する。(この時担当の方から「手数料納付書」への印紙貼り付けと、必要書類一式を一部頂けました)
- A棟(東京陸運局)に移動する
- 入り口にケース別の手順説明書が置いてあるので入手して参考にする
- 「申請書(OCR シート第1号様式)」と「手数料納付書」の用紙を予備用として取得
- それぞれの申請書の記載例を確認する
- B棟(自動車税事務所)に移動する
- 申請書類の記載
- 取得した申請書を一旦自宅に持ち帰って、窓口で確認した記載例を参考に書類を作成します。
- 作成は鉛筆でOKです
- 記載内容は、運輸支局で確認した記入例や、自動車の住所変更に必要な書類『イラストかんたん解説』などのサイトの情報を参考に記載します。
- 記載内容で相談や質問がある場合は「A-②相談窓口」で確認
ー (2)代書屋さんに作成してもらう場合
今回は自分で申請書を書いてしまいましたが、C棟(ナンバーセンター品川 )の海岸通り側に入っている代書屋さん(行政書士)に行って数千円だせば、運輸支局で作成する書類一式(申請書、手数料納付書、自動車取得税・自動車税申告書(報告書)) を作成しくれると思います。
4.5 運輸支局手続き(その1 変更登録申請(A棟&B棟))
書類の準備ができたら、A棟の受付に行きます。
全体の流れは以下の図の通りです。
- A-①登録受付
- 整理券発券機で、整理券を取得 (銀行の窓口にあるような機器)
- 番号が呼ばれたら窓口へ行き「自動車税申告書」以外の申請資料を渡します。
- 担当者が書類チェックし、不備があると修正を言われるので言われた通りに修正します。
- 受理されたら、交付窓口前で待ってるよう言われるので、移動します
- A-③交付窓口
- 手続きが完了すると名前が呼ばれて、窓口で「xxxx」を受領します
- B-①税申告受付
- 入り口を入ると、整理券発券機があるので整理券を取得します。
- 番号が呼ばれたら、窓口で「自動車税申告書」を含む書類一式を渡します。
- 処理が完了すると、ナンバー交換手続きの説明があります。(ナンバー変更がない場合はこれで終了です。)
4.6 運輸支局手続き(その2 ナンバー交換)(C棟)
申請が完了したら、ナンバー交換です。ざっくりとは、①今のナンバーを外して返却して、②新ナンバーを付けて、③封印してもらう、の3つの当流れになります。
- 今のナンバーを外す
- まずは今つけているナンバーを外します。
- ドライバ(マイナス&プラス)が必要になりますが、運輸支局で貸し出しているので持参する必要はないです
- 後ろのナンバーは王冠で封印されているので、こちらのサイトの内容を参考に、マイナスドライバーを使ってこじ開けます
- マイナスドライバーの角で穴をこじ開けて
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- めくり上げるように王冠を剥がします
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- ナンバーの返却と新しいナンバーの受領
- ナンバを取り付け
- 車に戻って受領した新らしいナンバーを車に取り付けます
- 王冠の封印
- 王冠封印場所に車を移動して、係りの人にお願いします
- 係りの人は車体番号を確認し、書類と一致していることを確認したら王冠を封印します
- 最後に新しい車検証が渡されます
これで、手続きは全て終了です。
お疲れ様です。