nopipiのブログ

日常の中で得た雑多なTips集

e-TaxでRSUの確定申告してみた(2024年版)

はじめに

私は給与が現金+RSU(株式現物支給)の構成になっており、RSU分は源泉徴収に含まれないため確定申告を行う必要があります。
ここでは、2024年2月に実施した2023年の確定申告をe-Taxで実施したときの手順を、私のメモとして記載したものです。
内容は、こちらの過去記事の内容を2024年現在のe-Taxシステムのインターフェースで焼き直したものです。
あいからわらずですが、e-Taxはつぎはぎだらけのシステムで使いずらいです。根本的にUIを直してほしい。。。

事前に用意するもの

書類

  • 源泉徴収票・・・一般には12月。私の会社は1月頃に送付されてきます
  • RSUの今年のvest金額 ・・・円換算した金額を利用します
    • VestされたRUS金額(USD)・・・RSUを扱う証券会社などから取得します
    • 為替レート・・・Vestされた日の為替レートを利用します。
  • その他
    • 予定納税額: 予定納税がある場合は年間の合計金額(1期分+2期分)を控えておきます
    • 各種控除があれば控除用の資料も準備しておきます
      • ふるさと納税: 2023年現在、ふるさと納税のサービスから(1)マイナポータル連携してデータを自動取得や、(2)寄附金控除に関する証明書(XMLファイル)を発行しそれを適用することで簡単に確定申告できるようになっています。
      • 住宅控除、医療控除、などなど

e-Tax環境

e-Taxのログインは、下記2方式があります

  1. マイナンバーカード方式(スマートフォンを使用してe-Tax)
  2. マイナンバーカード方式(ICカードリーダライタを使用してe-Tax)
  3. ID・パスワード方式(予め税務署に行きID・パスワードを発行してもらう必要あり)

2023年現在、おすすめはマイナンバーカード方式(スマートフォンを使用してe-Tax)かと思います。
なお、ID・パスワード方式の場合、税務署に行きID・パスワードを発行してもらう必要がありますが、確定申告時期(2-3月)はものすごく混むので、12月前に事前に取得しておくことがお勧めです。

マイナポータルアプリ設定&e-Tax連携

マイナンバーでログインできるように事前に、スマホにマイナポータールアプリを入れてセットアップします。アプリのセットアップ&ログイン&e-Taxとの連携の手順は、下記記事を参照してください。
nopipi.hatenablog.jp

確定申告書類の作成と提出

国税庁 確定申告書等作成コーナーを開く

ログイン場所が分かりづらいですが、https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top#bsctrlで「作成開始」を選択します。

事前準備

提出方式方式(ログイン方式)の選択

書類の提出方式(というかe-Taxのログイン方式)をここで選択します。「スマートフォンを使用してe-Tax」を選択します。

作成する申告書の選択

1.令和5年分の申告書等の作成を選ぶとプルダウンがでます。
2. RSUと各種控除は所得税を選択します。

マイナポータル連携の選択

マイナポータルと連携するので、マイナポータルと連携するを選択し、次へ進むをクリックします。

環境の確認

「ご利用のための事前準備を行います」というタイトルの画面が出てきます。すでにマイナポータルを設定してe-Tax連携済みの場合は、最下部の利用規定に同意して次へで次に進みます。

マイナンバー認証

マイナポータルで認証をします。

  1. 「次にマイナポータルへ移動して、マイナンバーカードによる認証を行います」で次へ進むをおします。
  2. マイナポータルの画面が出るのでQRコードでログインを選びます。
  3. スマートフォンマイナポータルのアプリケーションを開き、読み取りQRコードを読み取りマイナンバーで認証します。
  4. 「認証完了」が出たら次へで進み、e-Taxの画面に戻ります
e-Taxの登録状況確認

過去にe-Taxを利用したことがある場合は、住所/氏名や予定納税額の情報を確認します。

  1. 表示された情報を確認し、問題なければ次に進みます。
マイナポータルからの証明書等のデータ取得
  1. マイナポータルから情報連携する場合は、取得するを選び、マイナポータルに移動して情報を取得をクリックします。
  2. マイナポータル画面に飛びますので、「同意事項」を確認し上記に同意するをチェックし、次へで進みます。
  3. 「確認してください」の画面で内容を確認し次へで進みます
  4. 「控除証明書等の取得」で上記(留意事項)を確認したにチェックを入れ、次へで進みます。
  5. e-Tax画面に戻ると、取得した情報が列挙されます。追加で取得するものがあれば、同じ操作を行います。

全ての情報が連携されたら、申告書等を作成するで、申告書作成に進みます。

申告書等の作成(その1:準備)

書類作成の開始

次へ進むで次のページに進みます。

申告内容に関する確認

この内容は、各自の状況により内容が変わります。私の場合は、以下の選択になります。

  • 申告される方の生命月日 : マイナンバーから連携されている情報を確認します。
  • 提出方法 : 税務署に行かずに済む、e-Taxにより税務署に提出する」を選択
  • 申告内容に関する質問:
    • 給与以外に申告する収入はありますか? :
      • RSUは給与になります。申告する追加所得がRSUだけの場合は 「いいえ」になります。
      • 他に株や不動産収入がある場合は 「はい」を選びます。
  • お持ちの源泉徴収票は1枚のみですか?
    • RSUは源泉徴収票に含まれてなく別申請する必要があるため、 「いいえ」を選択します。
  • 税務署から予定納税額の通知を受けていますか?:
    • 前年に確定申告での納税が15万円以上の場合、前年の7月と11月に納税しているはずで、それが予定納税です。予定納税がある場合は「はい」を選択します。


申告書等の作成(その2:収入金額・所得金額の入力)

給与所得の入力

RSU入力の場合は、「給与所得」を入力します。ここでは、(1)源泉徴収対象の所得(会社からの給与)と、(2)源泉徴収対象外の所得(RSU分)、をそれぞれ入力します。


  • (1)データで交付された源泉徴収票の入力
    • 会社から「xmlデータ」が提供されていれば選択できると思いますが、私の会社は交付されてないので「いいえ」を選択します。
  • (2)年末調整済みの源泉徴収票入力
    • 書面で交付された年末調整済みの源泉徴収票の入力
      • 「入力する」ボタンを押して、会社から提供されている源泉徴収票の内容を手入力します。画面に出てくる源泉徴収票のガイドを参考に、
      • 源泉徴収票が複数枚ある場合は繰り返し入力し、最後に「入力内容の確認」で次に進みます。ここでは以下の項目を入力します。
        • 支払い金額/源泉徴収額: (1)支払金額、(2)源泉徴収税額、
        • 扶養控除者の記載: (3)「(源泉)控除対象配偶者の有無等」、「配偶者(特別)控除の額」のいずれかの記載、(4)控除対象扶養親族の数の記載、(5)16歳未満扶養親族の数の記載
        • 社会保障/保険等の控除: (6)社会保険料等の金額、(7)生命保険料の控除額、(13)自身保険料の控除額・・・
        • その他控除等: (15)住宅借入金等特別控除、(17)所得金額調整控除額・・・
        • 支払い者情報
      • 入力が完了したらページ下部の「入力内容の確認」で前の画面に戻るので、入力内容に誤りがないか確認します。


  • (3)年末調整済みでない源泉徴収票の入力 ・・・RSUの金額をここに入力します
    • 支払金額 : 事前確認したVestされたRUS金額(円換算)を入力
    • 源泉徴収税額: 源泉徴収はないので0を入力
    • それ以外の項目: 空欄でOK
    • 支払者の住所・氏名: 私の場合は、本社(海外法人)を入力
  • 入力が完了し内容確認たら、「入力終了(次へ)」で進む


    • (4)特定支出控除の入力
      • 私は、該当しないのでパスしました。

ここまでで源泉徴収済みの所得と、RSUの所得の入力は完了です。
全て入力したら末尾の次へ進むを押して、「収入金額・所得金額の入力」の画面に戻ります。

そのほかの所得の入力

株式や不動産などのその他の所得がある場合は、それぞれ入力します。
ここでは割愛します。

所得の入力完了

全ての入力が完了したら、下記の画面の下部の入力終了(次へ)で、控除入力に進みます。

申告書等の作成(その3:控除入力)

控除に関する申請です。社会保険料控除など源泉徴収で入力したものはすでに反映されています。
ここでは、ふるさと納税などの追加で控除申請したいものを入力していきます。

寄附金控除(ふるさと納税)

ふるさと納税(寄附金控除)など、寄付金の控除入力をします。
私は、さとふるを使っており、さとふるから事前に控除のデータをxmlファイルで取得しているので、このxmlファイルを利用して申請します。(2024年現在、さとふるはマイナポータル連携できるようなのですが、未設定なので今年の確定申告は使いませんでした)
手順は以下の通りです。

  1. 「寄附金控除」で入力を行います。
  2. 「データで交付された証明書等の入力」で「はい」を選択し、「次へ進む」で進みます
  3. 「寄附先等から交付されたデータ読込」でファイルを選択し、を選択し、「選択したファイルを読み込む」で読み込みます
  4. 読み込んだファイルの内容を確認し、「次へ進む」で進みます
その他の控除入力

他にも、追加で控除するものがあれば入力していきます。
ここでは割愛します。

控除の入力完了

全ての入力が完了したら、下記の画面の下部の入力終了(次へ)で、税額控除等の入力に進みます。

申告書等の作成(その4:税額控除・その他の入力)

  • 住宅ローンの控除やその他控除と、予定納税がを入力します。

租税控除の入力

住宅ローン控除などの入力になります。
私は、対象がないのでパスです。

予定納税の入力
  • 予定納税がある方は「予定納税額」を確認します。自動入力されていない場合は手動で入力します。


税額控除・その他の入力完了

全ての入力が完了したら、下記の画面の下部の入力終了(次へ)で、税額控除等の入力に進みます。

申告書等の作成(その5:計算結果確認)

計算結果の確認

最後に納付金額が出るので確認して、「次へ」へ進みます。

申告書等の作成(その6:財産債務調書、住民税等入力)

  1. 財産債務調書: 財産が10億円以上ある場合は別途、財産債務調書なるものを提出する必要があるらしいです。
  2. 住民税・事業税について : 条件に合致する場合は、入力が必要らしいです。

申告書等の作成(その7:住所・氏名等入力・マイナンバーカード入力)

納付についての確認
  • 納税金額と、各種納税方式ごとの、納税方法と納税期限の説明が表示されいます。
通知方法の選択
  • 予定納税額の通知をe-TaxのメールボックスやEメールで通知するかの設定があります。
  • 私は、電子だと見ない可能性が高いので紙でもらいたく、「いいえ」を選択しました。
住所・氏名などの入力
  • 納税地情報 : 住所が予め入力されているので、内容を確認し必要に応じ修正します。
  • 申告書を提出する税務署 :
    • 申請先の税務署を確認します。
    • 整理番号がある場合は整理番号を入力します
    • 提出日(基本的にはe-Taxでの確定申告実施日だと思う)を入力します。
  • 氏名・連絡先を確認し必要に応じ修正します。
住所・氏名などの入力完了

全ての入力が完了したら、下記の画面の下部の次へ進む(次へ)を押します。

マイナンバーカードの入力

申告書等の送信・印刷

申告書等の印刷

申告前の帳票をダウンロードして最終確認します。問題なければページ下部の次へ進むを押します。

申告書の送付準備
  • 追加で送信するデータがあれば添付します。
  • 最後にページ下部の次へ進むを押すと、確定申告書を送付処理に入ります。
申告書の送付

  • 下記の画面が表示されれば、確定申告の送付が完了です。

送付票印刷
  • 最後に送付した申告書を、 帳票表示・印刷ボタンを押してPDFをダウンロードします。ダウンロードしたPDFは、確実に保管してください。
  • またe-Taxの確定申告の電子データをダウンロードすることができます。必要に応じてダウンロードして保管ください。

還付/納税

確定申告により、納税額が減った場合は還付が、納税額が増えた場合は納税を行う必要があります。

  • 納税について
    • 確定申告で発生した追加の税金について、期限までに納付する必要があります。
    • 納付方法と納付期限は納付方法により異なります。
    • 納付方法は、振替納税、ダイレクト納税、インターネットバンキング、クレジットカード、窓口納付、XX pay(スマホアプリ納付)などがあります。

以下では、私が過去に実施した納税方法について説明します。

スマホアプリ納付(Amazon Payでの納付)

GMOペイメントゲートウェイ株式会社が運営するスマートフォン決済専用のWebサイト(国税スマートフォン決済専用サイト)からPayPay、AuPay、Amazon PayなどXX Payの方式で納付する方法です。こちらはスマートフォン専用での操作になります。こちらの納税は一回の納税で納税金額上限が30万円になるので、納税額がそれ以上の場合は複数回に分割納税する必要があります。その代わり、手数料がかからないや、XX Payによるかもしれないですが納税でポイントがつくなどがメリットのようです。

今回は、Amazon Payを利用して納税します。

Amazonアカウントでギフトカードをチャージする

最初にAmazonのアカウントにログインして、納税に必要な金額をギフトカードにチャージします。

  1. Amazonのサイトにログインする
  2. 右上のアカウント&リストをクリックしアカウントサービスの画面を表示し、Amazonギフトカードのボタンをクリックする
  3. 左上のギフトカードの残高を確認し、不足分の金額をAmazonギフトカード(チャージタイプ)をチャージするからチャージする
  4. 右の金額で必要な金額を入力し(上限 50万円)、今すぐ購入でチャージする
  5. 5分程度でチャージされるので、Amazonギフトカードのページで残高を確認する。
国税スマートフォン決済専用サイトでの決済
  1. スマートフォンで、下記サイトを開く
    1. G-2-5 スマホアプリ納付の手続|国税庁
  2. 国税スマートフォン決済専用サイトのボタンをタップして、サイトを開く
  3. 注意事項を確認し、次のページに進み、Amazon payを選択して進む
  4. 納付者情報の入力
    1. 利用者の氏名・住所・連絡先を入力する
    2. 税務署関連情報の入力
      1. 整理番号には、事前に税務署から送付されている通知書に書かれている整理番号を入力する
      2. 納付先税務署を選択する
    3. メールアドレスを設定する
  5. 納付内容の入力
    1. 確定申告の場合は、申告所得税及び復興特別所得税を選択する
    2. 納付税目を確認し、課税期間(2023年分なら、令和5年)、申告区分確定申告を選択する
    3. 本税で、納付金額(最大30万円)を入力する
    4. 次へ進む

ここからAmazonのサイトに移動します

  1. Amazonのサイトにログインすると、国税(申告所得税及復興特別所得税)というページに移動します
  2. 支払い方法で、ギフトカードが選択されていることと残高があることを確認し、続行をクリックします
  3. 納付情報の確認し、確定させます
  4. 納付が完了したら納付内容をダウンロードで納付結果を取得し保存します。

以上で納付が完了です。分割納付の場合は、上記手順を繰り返し実施します。

クレジットカードで納税する

手数料がそれなりにかかりますが、こちらの方が次のpay-easyより手続きが楽ですし、CX Payのような納付の上限金額もない(カードとしての上限はもちろんある)ごメリットです。

また手数料はクレジットカードのポイント還元と相殺される可能性もあるので確認してください。

  • クレジット枠の一時変更
    • クレジット枠が足りない場合は納税のために一時的にショッピング枠を拡大申請します。カードによってはオンラインで即時対応してくれて楽ですね
  • 納税への進み方
    • 確定申告の帳票送付が完了した時点: それぞれの納税方式のリンクが表示されているのでクレジットカード納付手続きを選択します
    • 確定申告を完了済みの場合: 作成コーナートップのメッセージボックスの確認を開き(下図参照)、メッセージボックス一覧の中の、納付情報登録依頼を開くと、確定申告の帳票送付が完了した時点の納税方式リンクと同じページが開いきます

  • クレジットでの納税: あとは画面に従ってネットショップと同様の手続きでポチポチすればOKです。

pay-easyで納税する

今回は、インターネットバンキングのpay-easyで納税してみました。(正直分かりずらかった)

納税用確認番号を登録

納税する前に、e-Tax受付システムで「納税用確認番号」を登録する必要があります。

  • 「各種登録・変更」から「納税用確認番号、納税用カナ氏名・名称の登録・変更」を選びます
  • 「納税用確認番号」に数字6桁の番号を設定します。
インターネットバンキングのpya-easyで納税

国税庁の納税手順はこちらになります。

  • 収納機関番号 : "00200"(固定)
  • 納付番号: 利用者識別番号(e-Taxのログイン時のID)
  • 確認番号: e-Tax受付システムで設定した「納税用確認番号」
  • 納付区分:
    • こちら納付目的コードの説明に従って入力します
    • 令和元年の確定申告の場合は、"0204502"になります。
      • (A)税目番号: 020 (申告所得税)
      • (B)申告区分コード : 4(確定申告)
      • (C)元号コード: 5(令和)
      • (D)課税期間: 02(令和2年)
  • 払込先を確認して、払込金額を入力します。払込金額は、e-Taxの確定申告書類作成の最後に表示された金額になります。

*1:TTM(公表仲値)、TTS(電信売相場)、TTB(電信買相場)と言います。詳しくは、こちらを参照

e-Tax マイナンバーカード(スマホアプリを使った2次元バーコード)方式のログイン手順

この記事では、国税庁e-Taxシステムでの確定申告書類の作成時に、マイナンバーとスマホのアプリを利用しログインする方法をまとめています。

ログイン手順

(初回のみ)マイナポータルの利用者登録

  • 事前に以下を用意する必要があります
    • マイナンバーカード
    • 数字4桁の暗証番号(利用者証明用電子証明書パスワードマイナンバー作成時に指定した4桁の番号です。
  • スマホに「マイナポータル」アプリをインストールします。
    • デジタル庁が提供するマイナポートタルにアクセスし、ログインをクリックします。
    • アプリがインストールされてない場合下記のページが出てくるので、説明に従いスマートフォンにアプリをインストールします。

  • マイナポータルへの初期ログイン&登録
    • スマホへのアプリインストールが完了したら、マイナポートタルから再度ログインを実行します。
    • パスワードの入力で、マイナンバーの読み取り用の4桁のパスワードを入力します。
    • カードの読み取り画面で、画面の指示に従いマイナンバーの上にスマートフォンを置いてマイナンバー情報の読み取りを行います。
    • 読み取りが完了するとログイン認証が完了し、マイナポータル画面に戻ります。

(初回のみ)e-taxとマイナーポータールの連携方法

  • マイナポータルのトップページをスクロースし、下部の「サービス一覧」に移動します。
  • 「もっとつながる」を選択し、「国税電子申告・納税システム(e-Tax)」で「つなぐ」を選択します。
  • 画面の手続きに従い、e-taxとマイナポータルを連携させます。
    • すでにe-taxを利用しており利用者識別番号(数字16桁)がある場合は、連携手順の中で利用者識別番号を入力し連携します。
    • 初めてe-taxを利用される場合は、e-taxの初回登録を行います。
  • 詳細は、国税庁yutubeで解説動画を載せているので、そちらを参照ください。

e-taxにアクセスする

f:id:nopipi:20220213120259p:plain:w600
  • 作成開始をクリックする
f:id:nopipi:20220213120432p:plain:w600
  • スマートフォンを使用してe-Taxをクリックする

    • クリック時に、水晶のブラウザを利用していない場合「確認」画面ができますが、問題ない場合は「このまま次へ進む」を押します。
  • 作成したい書類を選択します
    • 例えば昨年の所得税申告の場合、「令和x年分の申告書等の作成」で「所得税」を選択します。
  • マイナポータル連携の選択で、マイナポータルから証明書のデータ連携を行う可動化を選択して、「次へ進む」をクリックします
    • マイナポータルで事前に証明書取得設定済みの場合・・連携する
    • そうでない場合・・・連携しないで申告書等を作成する
  • 「ご利用のための事前準備を行います」
    • スマホにマイナポータルアプリをインストールしていない場合は、ここでインストールします。
    • この手順ではすでにアプリをインストール済みなので、最下部の「利用者規約に同意して次へ」に進みます
  • マイナポータルアプリでQRコードを読み取ります
    • これまで同様、表示されたQRコードを、スマホのアプリで読み取り、4桁の暗証番号を入力した後に、マイナンバー上にスマホを置きカードの読み取りを実行します。
  • e-Tax登録情報の確認
    • 内容を確認し、問題がなければ「申告書等を作成する」で進みます。

続きはこちらの記事を参照

nopipi.hatenablog.jp


nopipi.hatenablog.jp

e-TaxでRSUの確定申告(電子申告)してみた(2021年版)

注意: 下記が最新版なので、こちらの記事を参照ください。
nopipi.hatenablog.jp

はじめに

2021年の確定申告で変更があったところをアップデートしました。(2022.2.13)
e-Taxを利用し申請書を作成&提出する時の注意点として、

  • e-TaxのID/パスワードは確定申告期間前に取得すること(税務署に行く必要があり、確定申告期間は激混みなので)、
  • 入力方式で (a)所得税を選択、(b)(RSUのみなら)「給与・年金の方(給与・年金専用)」、(c)給与所得の内容等選択で会社の制度にあわせ、支払先2つ以上か、支払先1つ&年末調整を行なっていない」のどちらかを選択、

するところでしょうか。

また納税は、昨年までPay-easyを使っていましたが、(手数料がそれなりにかかりますが)クレジット方式の方が断然楽だということを知りました。

  • Pay-easy(インターネットバンキング)の留意事項
    • 事前にe-Tax受付システムという確定申告の書類作成とは別のシステムで、納税用確認番号を設定する必要がある点が注意点
  • クレジット方式の留意事項:
    • クレジット枠の限度額が足りない場合は一時的な引き上げが必要。あと手数料がそれなりにかかることに注意(ポイント還元で相殺されるか要確認)

結論から言うと、初めての人には難しい。

事前に用意するもの

書類

  • 源泉徴収票・・・一般には12月。私の会社は1月頃に送付されてきます
  • RSUの今年のvest金額 ・・・円換算した金額を利用します
    • VestされたRUS金額(USD)・・・RSUを扱う証券会社などから取得します
    • 為替レート・・・Vestされた日の為替レートを利用します。
  • その他
    • 予定納税額: 予定納税がある場合は年間の合計金額(1期分+2期分)を控えておきます
    • 各種控除があれば控除用の資料も準備しておきます
      • ふるさと納税: 余談ですが、2021年からふるさと納税のサービスから寄附金控除に関する証明書(XMLファイル)を発行しそれを適用することで簡単に確定申告できるようになっています。
      • 住宅控除、医療控除、などなど

e-Tax環境

e-Taxのログインは、下記2方式があります

  1. マイナンバーカード方式(スマホアプリをアプリを使った2次元バーコード方式)
  2. マイナンバーカード方式(ICカードリーダライタ必要)
  3. ID・パスワード方式(予め税務署に行きID・パスワードを発行してもらう必要あり)

ここでは「ID・パスワード方式」を利用しログインています。

ID・パスワード方式の場合、税務署に行きID・パスワードを発行してもらう必要がありますが、確定申告時期(2-3月)はものすごく混むので、12月前に事前に取得しておくことがお勧めです。

確定申告書類の作成と提出

e-Taxログイン

ログイン場所が分かりづらいですが、https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top#bsctrlで「作成開始」を押し、所定のログイン方式(私はID・パスワード方式)で進みます。

提出方式方式の選択

書類の提出方式(というかe-taxのログイン方式)をここで選択します。「ID・パスワード方式」の

事前確認

  • 申請者の登録情報(名前・生年月日・住所など)を確認して、「申告書等を作成する」を実行します。
  • 2020年分であれば「令和2年分の申告書などの作成」を選び、「所得税」を選択します。

書類作成

書類作成の開始

「作成開始」を押します。

申告内容に関する確認
  • 提出方法:
    • 税務署に行かずにインターネットで完結する「電子申告」の場合は e-Taxにより税務署に提出する」を選択します。
  • 給与以外に申告する収入:
    • RSUは給与になるため、RSUの申告だけの場合は 「いいえ」になります。
    • 他に株や不動産収入がある場合は 「はい」を選びます。
  • お持ちの源泉徴収票は1枚のみですか?
    • RSUは源泉徴収票に含まれてなく別申請する必要があるため、 「いいえ」を選択します。
  • 税務署から予定納税額の通知を受けていますか?:
    • 前年に確定申告での納税が15万円以上の場合、前年の7月と11月に納税しているはずで、それが予定納税です。予定納税がある場合は「はい」を選択します。


収入金額・所得金額の入力

RSU入力の場合は、「給与所得」を入力します。


  • 年末調整済みでない源泉徴収票の入力 ・・・RSUの金額をここに入力します
    • 支払金額 : 事前確認した「VestされたRUS金額(円換算)」を入力
    • 源泉徴収税額: 源泉徴収はないので「0」を入力
    • それ以外の項目: 空欄でOK
    • 支払者の住所・氏名: 私の場合は、本社(海外法人)を入力
  • 入力が完了し内容確認たら、「入力終了(次へ)」で進む

ここまででRSUの入力は完了です。
他の収入がある場合は他の項目も入力します。
全て入力したら末尾の「入力終了(次へ)>」を押します。

所得控除の入力

ふるさと納税(寄附金控除)など、他に確定申告が必要なものがある場合ここで入力します。ふるさと納税の入力方法についてはこちらが参考になります。


税額控除等の入力
  • 住宅ローンの控除、その他、控除がある場合はここで入力します。
  • 予定納税がある方は、「予定納税額」を確認します。自動入力されていない場合は手動で入力します。


計算結果の確認

最後に納付金額が出るので確認して、「次へ」へ進みます。

住所・氏名入力と印刷/e-Taxでの書類提出

  • 納税方法の説明の後に、住所・氏名などの情報を入力します
  • マイナンバーを入力します
  • 「送信・印刷」で帳票を最終確認します
  • 追加データ: 添付データ、税理士情報、登記情報などの追加。なければ全て「いいえ」で次に進みます。
  • (e-Tax送信の場合)データの送信:e-Taxのパスワードを入力し、データ送信します
  • 最後に送信完了した帳票を印刷orダウンロードして完了です。

クレジットカードで納税する

手数料がそれなりにかかりますが、こちらの方が手続きは断然楽です。
また手数料はクレジットカードのポイント還元と相殺される可能性もあるので確認してください。

  • クレジット枠の一時変更
    • クレジット枠が足りない場合は納税のために一時的にショッピング枠を拡大申請します。カードによってはオンラインで即時対応してくれて楽ですね
  • 納税への進み方
    • 確定申告の帳票送付が完了した時点: それぞれの納税方式のリンクが表示されているのでクレジットカード納付手続きを選択します
    • 確定申告を完了済みの場合: 作成コーナートップのメッセージボックスの確認を開き(下図参照)、メッセージボックス一覧の中の、納付情報登録依頼を開くと、確定申告の帳票送付が完了した時点の納税方式リンクと同じページが開いきます

  • クレジットでの納税: あとは画面に従ってネットショップと同様の手続きでポチポチすればOKです。

pay-easyで納税する

今回は、インターネットバンキングのpay-easyで納税してみました。(正直分かりずらかった)

納税用確認番号を登録

納税する前に、e-Tax受付システムで「納税用確認番号」を登録する必要があります。

  • 「各種登録・変更」から「納税用確認番号、納税用カナ氏名・名称の登録・変更」を選びます
  • 「納税用確認番号」に数字6桁の番号を設定します。

インターネットバンキングのpya-easyで納税

国税庁の納税手順はこちらになります。

  • 収納機関番号 : "00200"(固定)
  • 納付番号: 利用者識別番号(e-Taxのログイン時のID)
  • 確認番号: e-Tax受付システムで設定した「納税用確認番号」
  • 納付区分:
    • こちら納付目的コードの説明に従って入力します
    • 令和元年の確定申告の場合は、"0204502"になります。
      • (A)税目番号: 020 (申告所得税)
      • (B)申告区分コード : 4(確定申告)
      • (C)元号コード: 5(令和)
      • (D)課税期間: 02(令和2年)
  • 払込先を確認して、払込金額を入力します。払込金額は、e-Taxの確定申告書類作成の最後に表示された金額になります。

*1:TTM(公表仲値)、TTS(電信売相場)、TTB(電信買相場)と言います。詳しくは、こちらを参照

エスティマにけん引フックを装着する手順

はじめに

この冬に道を間違えて未除雪の道路に突っ込んで思いっきりスタックしたとき、お世話になった宿の方に除雪用のブルトーザーでけん引してもらったのですが、けん引フックの付け方が分からず右往左往してしまったので、次にスタックした時に困らないのようにおさらい。*1
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対象者種

マニュアル

車の取扱説明書(ダッシュボードとかに入っているマニュアル)の最後の方の章にある「緊急ときの対処」とか「万が一のために」とかにけん引フックの取り付け方法が記載しされてます。また他社種でも大体一緒ですので、日産のwebとか見やすくて良いかもです。

けん引フックの付け方

けん引フックの設置場所とけん引フックの場所

前に2箇所、後ろに2箇所あります。バンパーに丸い蓋があるところが、けん引フックを設置する場所になります。
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牽引フックは、トランク助手席側側面の中にあります。タイヤ交換用のジャッキやホイールナットレンチとかと同じ場所に収納されています。
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キャップの外し方

これが一番難関でした。キャップは、キャップの左右に爪がついて固定されています。キャップの上あたりから爪で少しキャップを浮かせて、小さいマイナスドライバなどを差し込んで外します。私のエスティマは、前バンパーのキャップは簡単に外せたんですが、後ろバンパーのキャップは壊れるんじゃないかと思うくらい、結構強い力を入れないと外れませんでした。
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キャップを外したところです。
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けん引フックの設置

けん引フックを設置します。ネジ山が錆びていたりすると、簡単にけん引フックが入らないので、ホイールキャップナットなどをけん引フックの穴に差し込んでてこの原理でけん引フックを締めて行きます。
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完成

これでけん引フック設置完了です。
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けん引する時の注意事項

  • エンジンをつけて(エンジンが始動しない場合は、電源をONにする)
  • ギアをニュートラルにして

引っ張ってもらいます

*1:スタックしないように運転しろよ、というのが正しいですが

引越した時に行う車のナンバー変更の手続き(品川の場合)

はじめに

引っ越し時の、車のナンバー変更の手続きの備忘録です。

手順

1.車庫証明書を取得する(1週間程度)

1.1 申請用紙を入手する

紙は2枚の申請書の複写式担っているので、警察署に何度も足を運ぶのが億劫でなければ、個人的には紙の申請書をもらったほうが手っ取り早いかと思います。

1.2 申請に必要事項を記載する
  1. 「自動車保管場所証明申請書」
  2. 「保管場所標章交付申請書」*1
  3. 「保管場所の所在図・配置図」
  4. 駐車場を賃貸していることを証明する書類(品川の大井警察の場合、下記のどれか一つ*2 )
    • 保管場所使用承諾証明書
    • 契約書のコピー
1.3 最寄りの警察署に赴き窓口で車庫証明申請を提出
  • 記載がわかない部分がある場合は、素直に係りの人に聞きましょう
  • 訂正が必要になった時のために認印を持っていくといいかも
  • 料金は2100円(自動車保管場所証明書交付手数料(申請時))。*3
1.4 車庫証明が出来上がったら、警察署にもらいに行く
  • 取得時に印鑑(認印)が必要になります*4
  • 車庫証明取得時に「保管場所標章交付手数料」として500円が必要になります。*5

2.(任意)希望ナンバーを取得する(1週間程度)

車庫証明取得と並行して、希望ナンバーの取得手続きを行います。

2.1 希望ナンバーの申請
  1. 申請書への情報登録のため、手元に車検証(またはそのコピー)を準備します。
  2. 希望番号申込サービス(GCAA0101)のwebページから希望ナンバーを申請する
    1. 先ずは申請手順を確認
    2. 登録したアドレスにメールが届くので、メール内のリンクをクリックし申請の詳細内容を記載する。
2.2 希望ナンバー料金の入金
  1. 照合確認が完了すると、完了と振込の説明に関するメールが届きます。
  2. メールの内容に従い手数料(4100円)を指定の銀行口座に振込みます。
  3. 入金が確認されると、入金確認メールが届きます。メールには「交付可能期間」が記載されおり、その期間中に陸運局でナンバー変更する必要があります。
2.3. 「希望番号予約済証」の取得
  1. 入金確認メールに説明が記載されていますが、Webシステムの「申請状況」を印刷します。これは、陸運局の窓口で「希望番号予約済証」を取得するためのQRコードが記載されているためです。
  2. 陸運局で「希望番号予約済証」を取得します。(詳細は「4.住所変更」参照)

3.その他書類の準備

3.1 住民票

住民票は、発行後3ヶ月以内のものであってマイナンバーが記載されていないものが必要になります。

4. (運輸支局)住所変更(登録変更)

ここから実際に運輸支局に行って行う手続きになります。

4.1必要となる書類

住所変更の場合、以下の書類が必要なります。(1〜4は運輸支局で取得)

  1. 「申請書(OCR シート第1号様式)」
  2. 「手数料納付書」
  3. 350円の検査登録印紙(手数料納付書に貼り付けます)
  4. 自動車取得税自動車税申告書(報告書)」
  5. 付随書類
    1. 現在の「自動車検査証」(車検証)
    2. 「希望番号予約済証」
    3. 「自動車保管場所証明書」(車庫証明書)
    4. 「住民票」

書類の中身については、こちらのサイトが参考になります。

4.2所轄運輸支局の確認

新しい住所のを所管する運輸支局局や、陸運局敷地内の建屋配置を確認したい場合は、関東 | 登録管理ネットワークで確認するのがわかりやすいです。*6

4.3鮫洲の東京運輸支局の場合

品川区は品川ナンバーなので、鮫洲にある関東運輸局 東京運輸支局での申請になります。ちなみに東京運輸支局では、品川ナンバーと世田谷ナンバーを扱っているそうです。

そして、登録変更手続き(ナンバー交換あり&希望ナンバー取得とき)の場合の手続きの流れですが、ざっくり以下の図のようになります。大きく分けると、(1)「申請手続き」(図の赤線)、(2)ナンバー交換(図の緑線)の手続きに別れています。また今回は希望ナンバーを取得したので、「C-16予約センター」で「希望番号予約済証」を取得するところがスタートとなります。
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4.4 申請書類の取得と記載(東京陸運局の場合)
  • (1)自分で申請書を作成する場合

運輸支局で、申請書の取得、作成、申請手続きまで行うことも出来ますが、申請書の作成は慣れないと難しく、業者のように頻繁に手続きしている人でないと難しいと思います。滅多に陸運局行くことない一般人は、事前に運輸支局で申請書の取得と記載例を確認して一旦家に持ち帰って書類を作成してから、再度運輸支局に行って申請するのが、二度手間になりますが、結果的に確実で良いと思います。

  1. C棟(ナンバーセンター品川)
    1. 希望ナンバー窓口」で「希望番号予約済証」を取得
    2. 「検査登録印紙」を購入する。(この時担当の方から「手数料納付書」への印紙貼り付けと、必要書類一式を一部頂けました)
  2. A棟(東京陸運局)に移動する
    1. 入り口にケース別の手順説明書が置いてあるので入手して参考にする
    2. 「申請書(OCR シート第1号様式)」と「手数料納付書」の用紙を予備用として取得
    3. それぞれの申請書の記載例を確認する
  3. B棟(自動車税事務所)に移動する
    1. 自動車取得税自動車税申告書(報告書)」も予備で取得
  4. 申請書類の記載
  5. 記載内容で相談や質問がある場合は「A-②相談窓口」で確認

ー (2)代書屋さんに作成してもらう場合
今回は自分で申請書を書いてしまいましたが、C棟(ナンバーセンター品川 )の海岸通り側に入っている代書屋さん(行政書士)に行って数千円だせば、運輸支局で作成する書類一式(申請書、手数料納付書、自動車取得税自動車税申告書(報告書)) を作成しくれると思います。

4.5 運輸支局手続き(その1 変更登録申請(A棟&B棟))

書類の準備ができたら、A棟の受付に行きます。
全体の流れは以下の図の通りです。
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  1. A-①登録受付
    1. 整理券発券機で、整理券を取得 (銀行の窓口にあるような機器)
    2. 番号が呼ばれたら窓口へ行き「自動車税申告書」以外の申請資料を渡します。
    3. 担当者が書類チェックし、不備があると修正を言われるので言われた通りに修正します。
    4. 受理されたら、交付窓口前で待ってるよう言われるので、移動します
  2. A-③交付窓口
    1. 手続きが完了すると名前が呼ばれて、窓口で「xxxx」を受領します
  3. B-①税申告受付
    1. 入り口を入ると、整理券発券機があるので整理券を取得します。
    2. 番号が呼ばれたら、窓口で「自動車税申告書」を含む書類一式を渡します。
    3. 処理が完了すると、ナンバー交換手続きの説明があります。(ナンバー変更がない場合はこれで終了です。)
4.6 運輸支局手続き(その2 ナンバー交換)(C棟)

申請が完了したら、ナンバー交換です。ざっくりとは、①今のナンバーを外して返却して、②新ナンバーを付けて、③封印してもらう、の3つの当流れになります。
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  1. 今のナンバーを外す
    • まずは今つけているナンバーを外します。
    • ドライバ(マイナス&プラス)が必要になりますが、運輸支局で貸し出しているので持参する必要はないです
    • 後ろのナンバーは王冠で封印されているので、こちらのサイトの内容を参考に、マイナスドライバーを使ってこじ開けます
      1. マイナスドライバーの角で穴をこじ開けて

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      1. めくり上げるように王冠を剥がします

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  1. ナンバーの返却と新しいナンバーの受領
    • 希望ナンバーの場合は、「C-(16)予約センター」での回収と受領になります
    • 希望ナンバーでない場合は、「C-11ナンバー回収」で返却し、「C-12ナンバー交付」で新しいナンバの受領になります
  2. ナンバを取り付け
    • 車に戻って受領した新らしいナンバーを車に取り付けます
  3. 王冠の封印
    • 王冠封印場所に車を移動して、係りの人にお願いします
    • 係りの人は車体番号を確認し、書類と一致していることを確認したら王冠を封印します
    • 最後に新しい車検証が渡されます

これで、手続きは全て終了です。
お疲れ様です。

*1:警察署で貰った紙の場合は複写になっています

*2:駐車場の賃貸証明は、個人的には契約書のコピーで十分かと思います

*3:引換券を持って出納窓口行って支払って、また戻ってと軽くラリーをしなければならないのがお役所的でほっこりする。

*4:私は印鑑忘れてしまいましたが、サインでもOKでした

*5:ここでまた、出納窓口に行って帰ってのラリーを再び行う

*6:国土交通省のページが正式ですが、分かりずらいので

NHKのBS契約を解約する(衛星契約から地上契約への変更)

1.はじめに

引っ越し先のマンションではBS放送が受信できない環境(ケーブルテレビのパススルーが、地上デジタルのみ)だったので、NHKの衛星契約を解除(正確には地上契約への変更)をしました。その手続きを載せておきます。
ちなみに、ネットを見ると「BSの解約がとっても難しいです」という記事が山のようにあるのですが、あれは「電波が受信できる環境があるけど」、「BSを見ていないので払いたくない」か、「(テレビを正しく設定していないから)見れない」から解約したいというものです。BSの電波を受信できない環境(受信施設がない)であることを正しく伝えれば、NHKへの10分の電話で話は済みます。

2.BS解約ができる条件の確認

一言で言うと「BS衛星放送が受信出来る環境にある場合」はBSを見る/見ない、テレビを設定している/していないにかかわらず、衛星契約(BS契約)が必須になります。ですのでまずはBSの電波が受信できない環境であることを確認します。

2.1 ケーブルテレビ会社に問い合わせ

まずはケーブルテレビ会社のコールセンターに電話をして、「ケーブルテレビを契約していない状態で見れる放送」を確認します。具体的には「パススルー方式で提供されている電波の種別」を確認します。
通常ケーブルテレビを契約するとセットボックス(STB)と呼ばれる装置が提供され、このSTBを使うことでケーブルテレビが提供するチャンネルを見ることができます。ただそれだけでは契約していなくSTBを持っていない人は一切テレビが見れないため、地デジ放送などは放送局の電波をそのまま配信し(パススルー方式)、STBがなくても(契約がなくても)見れるようになっています。
ということで、

  1. 管理人さんまたはマンションの管理会社(管理している不動産会社)に契約しているケーブルテレビ会社を確認します*1
  2. 確認したケーブルテレビ会社のコールセンターに問い合わせます
  3. 住んでいる住所(マンション)を伝え、パススルーで見れる電波を確認します

確認したところ、私の住んでいるマンションは「ケーブルテレビ品川」さんが入っており、パススルー方式では「地上デジタル放送のみ」の配信でBSは別途ケーブルテレビの契約をしないと見れないことを確認しました。

2.2 マンション独自のBSアンテナ設置有無の確認

マンション管理会社にケーブルテレビ会社を確認するときに合わせて、マンション独自にBSアンテナを設置してないことを確認します。

2.3 インターネット(光回線のBS配信サービスの有無)

フレッツ光などの光回線契約がある場合には、BS配信サービスが含まれていないことを確認します。BS配信サービスが含まれていた場合、テレビと繋げてなくとも衛星契約が必要になります。

3.NHKのコールセンタに電話する

NHKの問い合わせ先を探すのが一番苦労したと言ってもいいくらいですが、問い合わせ先がわかりずらいです。*2
結論から言うと、以下の「受信料の窓口」の電話番号にコールすればOKです。*3
pid.nhk.or.jp
コールセンタの担当者と繋がった後は以下の流れでやり取りを行います。

  1. 引っ越しをし、引っ越し先にはBS受信環境がないため、衛星契約から地上契約に変更したいことを伝えます
  2. 氏名住所や電話番号など契約情報確認をします
  3. BSの電波が配信されていない環境であることを説明します
    1. ケーブルテレビのBS配信がないことを伝えます
      1. ケーブルテレビのパススルーでは地デジのみでBSは配信されていないことを伝えます
      2. ケーブルテレビの契約はしていなく、契約の意思もないことを「はっきりと」伝えます*4
    2. マンション独自のBSアンテナがないことを伝えます
    3. インターネット回線でのBS配信がないことを伝えます
    4. 自身で独自にBSアンテナを立てていないことを伝えます
  4. NHKの担当者が、BS配信がないことの確認が取れた後に、契約変更の手続きに入ります

これでコールセンタでの対応は完了になります。

4.申請書の提出

コールセンタ連絡時に説明がありますが、1週間後ぐらいに契約種別変更の申請書が郵送されてきます。

  • 氏名・住所・支払い方法などは記載が記載されているので内容に相違がないか確認し、契約対象の受信機台数(テレビの台数)を記載します。
  • 「放送種別理由」:該当するものにチェックを入れます。(今回は引越し先がBS電波を受信できない環境のため、「衛星放送が受信できるケーブルテレビや共同受信設備、ひかりテレビ等に加入しておらず、BSアンテナもない」を選択しました)
  • 「衛星放送の受信設備設置予定」:設置予定があれば解約しないので、「設置予定なし」を選択しました。

申請書を記載したら、同封されているNHKの封筒に入れて投函して完了です。

*1:不動産屋さんがきちんと把握していればわざわざケーブルテレビ会社に問い合わせるする必要はないのですが、不動産屋さんは大抵仕事が雑で適当なことしか言わないのと、正直ケーブルテレビの仕様など細かいことは把握していないです。そもそも今の家を決めた時の不動産屋さんの物件情報には「BSアンテナ、CSアンテナあり」を記載されてたくらいなのでので、不動産屋さんは信用できません。ケーブルテレビ会社に直接問い合わせるのが確実です

*2:絶対意図的ですがWebのNHKページでは、新規契約や衛星契約の切り替えの案内はあるのですが、「衛星契約→地上契約」への変更の案内が全くありません

*3:トップページの「NHKオンライン」の一番下にある、「受信料の窓口トップ」に飛び、やっぱり一番下の「受信料関係のお問い合わせ先」をクリックですが、絶対わからないです

*4:曖昧でも、契約がある、または契約を考えているようなそぶりを見せるとそこを突かれます。契約がないことをはっきりと伝えましょう