nopipiのブログ

日常の中で得た雑多なTips集

北海道の雪道を走る時のメモ

はじめに

2025年2月に苫小牧から稚内まで往復1週間かけて雪道ドライブした時の経験のメモ。


準備

車の準備

車の種類

FFと4WDだと、やはり4WDの方が雪道は楽かと思う。
特に山などで万が一上り坂で停止した場合、FFだとスタックして登らない可能性がありますが、4WDだとスタックすることはほとんどないので安心かと。
ただ、他の記事を見ると、雪道で事故を起こすのは4WDが圧倒的に多いらしい。これは、4WDは走行が安定しているがゆえにスピードを出しすぎてしまい、事故につながりやすいからとのこと。

ウォッシャー液を寒冷地仕様に入れ替える

通常のウォッシャー液だと、気温が低い状況で使うとウィンドウにかかった瞬間に凍結の恐れがあるため、寒冷地仕様のウォッシャー液に入れ替える
寒冷地仕様は、アルコールの割合が高く凍結しにくくなっている。

(必須ではないが)雪用ワイバーへの交換

関東など雪のない地域には売ってないが、北海道のカーショップに行くと雪用ワイパーというのが売っている。
凍結しにくい、雪を履きやすいという特徴があるらしい。
ただ1週間程度のドライブなど短期なら、ワイパーのゴムだけ新品に変えておけばあえて交換しなくても良いかも。

ドライブルートと天気の確認

特に天気は重要です。
激しい吹雪の場合視界が極端に悪くなり走行が厳しくなります。特に左右に何もない平原を走る一本道で激しい吹雪にあった場合、厳しいホワイトアウト状態になり道が全く見えなくなる。
そのような場合は、ルートを変えるかもしくは延泊してその日のドライブは諦めるというのも選択肢になると思う。

北海道の吹雪の情報は以下のサイトが参考になる。
このサイトでこれからのドライブルートがこの後どのような状況になるか確認してから出発することをお勧めする。
northern-road.ceri.go.jp

北海道の気候を把握する

北海道の気候は地域により大きく異なり、北海道の中央の大雪山山脈と日高山脈を境に日本海側は降雪が多い地域で、太平洋側は晴れが多く降雪が少ない地域となる。
要は本州の日本海側が雪で、太平洋側が晴れというのと同じイメージかとおもう。

北海道地方の天候の特徴

給油ポイントの確認

北海道は、札幌や旭川などの都市部は問題ないですが、都市部から離れたところはガソリンスタンドが少なくなる。

北海道への行き方

関東から北海道に車で行く場合、代表的な選択肢は以下の3つになると思う。

  1. 茨城県の大洗から苫小牧までフェリー(さんふらわー1)で行く
    1. 夕方便: 大洗19:45発、苫小牧 翌日13:30着)(旅客中心の便で、レストランもある)
    2. 深夜便: 大洗1:45発、苫小牧 当日19:30着(物流中心の便で、レストランはない。冷凍食品の自販機がある)
  2. 新潟まで自走して、新潟から小樽までフェリー(日本海フェリー)で行く
    1. 新潟: 12:00発、小樽: 翌朝 4:30着
  3. 青森まで自走して、フェリーで函館か室蘭に行く

関東からだと王道は大洗から苫小牧へのフェリーになる。
個人的には、新潟から小樽のフェリーの方が、運賃が安く、かつ大洗の夕方便が翌日(2日目)の午後に苫小牧到着で実質3日目からの行動になるのに対して、新潟からだと翌日の早朝に小樽に到着するので2日目は丸一日使えて時間の有効利用ができるので、新潟からのフェリーも良いかなと思っる。
ただ今回は、ちょうど日本海側が大雪警報が出るほどの大雪のタイミングで新潟まで行けるか、行けたとしても日本海が荒れて厳しい船旅になると思い、出発直前に大洗から苫小牧経由にした。

運転の仕方

「急がつく運転はしない」。急ブレーキ、急ハンドル、急発進をしない、スピードを出しすぎない、これに尽きます。
なので、(a)法定速度を意識する、(b)ブレーキを踏まない、(c)ハンドルを切らない、(d)アクセスを踏みすぎない、の4つを守ることが重要。

(a)法定速度を意識する

(a)-(i) 法定速度を守る。

雪がない地域なら、法定速度通り走る人は正直少なく、+10-20km/hで走る人が多いかもしれないですが、雪道で法定速度の+20km/hで走るとコントロールを失う可能性が高くなると思います。
そのため、特に地元民でなく雪道に長けてないのであれば、法定速度を守るか出しても+10km/hに留めるのが良いかと。
法定速度なら、雪道でもスピンやスリップする可能性は抑えられると思う。(スピンやスリップをしないとは言わない)

(a)-(ii) 後ろにくっつかれたら素直に譲る

地元の人は、雪道でもスピード出す。
がこちらは、そこまで慣れてないので同様の走りはできない。
その様な状況で後ろからプレッシャーを受けながら走ると、事故になる恐れがあるので、後ろの車に追いつかれてしまった場合は、安全なところで停車か減速して、後続車にさっさと譲ってしまうのが良いかと思う。

(b)ブレーキを踏まない

まずは「ブレーキで止まろうとしない」ことが重要。
エンジンブレーキで速度を落とす、またはごく軽くブレーキを踏んで減速して、最後の最後に停止する瞬間だけブレーキを使うということを心がける。

(b)-(i) エンジンブレーキの利用

マニュアル車で雪道を走る場合は、通常より1段ギアを落として運転することを心がけまる。
オートマ車で雪道を走る場合は、ドライブモードでも良いですが、マニュアルモードにしてギアを固定して、かつギアを落として走る。
このような運転をすると、アクセルを離すとエンジンブレーキが効くようになる。
もちろんギアを落としすぎるとエンジンブレーキが効きすぎるのでよくない。

なおエンジンブレーキの減速ではブレーキランプがつかず、後続車がこちらが減速していることに気づかない可能性があるので、減速している時にブレーキランプがつくがブレーキが効かない程度の極弱い力でブレーキを踏むと良いと思う。

(b)-(ii) 数台先を見て予測する

普通の運転と同じですが、車が数珠繋ぎになっている場合は数台先の車のブレーキランプを見て、数台先がブレーキを踏んでいるのであれば早めに減速し、後続車に知らせる意味でブレーキを軽く踏んでブレーキランプを付けるのが良い。

(c)ハンドルを切らない

ハンドルを大きく切ってしまうと、スピンする可能性があるため、できるだけハンドルはゆっくり動かし、かつカーブに沿って曲げて最小限の角度のみ切るようにすることが必要。

(c)-(i) カーブの曲がり方

カーブを曲がる際は、カーブの前でしっかり減速して、カーブに入ったらブレーキを踏まなくて済む様にすることが重要。
カーブを曲がっている最中にブレーキを踏むとスピンするリスクが高くなるため。

(d)アクセスを踏みすぎない
ゆっくり発進、これ重要。

確定申告提出後に誤りがあることに気づいた時の対応

こちらを参照
www.nta.go.jp

またこのサイトの説明がわかりやすい。
www.freee.co.jp

ポイント

上記リンク先の内容を読んだ私の理解をいかにメモする。

確定申告の再提出

  • 確定申告期限(〜3/15)までであれば、訂正版の申告内容を再度提出すれば良い。
    • 最後に提出した確定申告の内容が正となる
  • 確定申告期限(〜3/15)後の場合は、修正申告を行う必要がある

確定申告期限内に対応した場合の納付/還付金の対応

  • 還付金
    • 還付金が増える場合: 特にアクションはないはず
    • (還付金を受領済みで訂正後に)還付金が減る場合: 所轄の税務署に相談
  • 納税
    • 口座振替の場合: 特にアクションはないはず(の確定申告期限後(基本3/15、2024年分は2025年3月17日が期限)に確定した納付金額が自動引き落としされるため)
    • pay-easy/クレジット/XX payなどですでに納付済みの場合
      • 納付金額が増額する場合: 確定申告期限までに、追加で支払いが発生した差額分を納付する
      • 納付金額が減額になる場合: 「更正の請求書」を所轄税務署長に提出

確定申告pay-easyでの納付手順

はじめに

銀行のインターネットバンキングなどから納税する場合は、pay-easy(ペイジー)を利用します。
手数料がかからないので、口座振替を設定していない場合の電子納付では有力な選択肢になるかと思います。

pay-easyでの納付には「登録方式」と「入力方式」の2つがあります。通常は「登録方式」で良いですが、差額の追加納付など登録方式では対応できない場合は「入力方式」を選択します。

このページではそれぞれの方法での支払い手順について説明します。

  1. 登録方式
    • e-Taxでの申告後に通知される納付情報を利用する方式。
    • 指定された納付番号を入れると確定申告で確定した納付金額が提示されその金額通り納付するので、簡単&確実な方法
    • 通常は、登録方式で納付する
    • 詳細はこちらを参照
  2. 入力方式
    • 申告後に通知される納付情報を利用せず、納付番号や金額を手動で入力して納付する方法
    • 「登録方式」で対応できない場合(例えば納付した後に確定申告を修正&提出した時の差額分の追加納付を行うなど)は、こちらの方式で行う
    • 詳細はこちらを参照


なおe-Taxによる確定申告全体の話はこちらを参照してください。
nopipi.hatenablog.jp



pay-easy: 「登録方式」による納付手続きの手順

納付に必要な情報の取得

納税する前に、以下の3つの情報を確認する必要があります。

  1. 納付情報・・・・・収納期間番号、納付区分、納付金額などの情報
  2. 利用者識別番号・・e-Taxの利用者を示す16桁の番号
  3. 納税用確認番号・・電子納税に必要な、6桁の数字。事前に本人が設定しておく必要がある。


(1)納付情報の確認
確定申告の提出が完了すると、e-Taxお知らせ・受信通知に納付に関するメッセージが届いているのでそちらから確認します。

「納付情報登録依頼」や「所得税及び復興特別所得税申告」などのタイトルがあるメッセージを開き納付区分番号通知の情報を確認します。
ここでは以下の情報を確認します。

  1. 収納機関番号: 00200国税庁の番号で固定
  2. 納付区分: 納付対象年度や納付種別などを表す番号。番号の内容はこちらを参照。
  3. 納付金額: pay-easyでの納付時の確認のために控えておく。

(2)利用者識別番号の確認
利用者識別番号は、e-Taxの利用者を識別する16桁の数字のIDです。

  1. e-Taxトップ からマイページへ飛んで
  2. 基本情報のページの上部に表示されているので控えておく



(3)納税用確認番号の設定
納税用確認番号を事前に設定する必要があります。
パスワードと同じで設定した番号は確認することができないので、覚えておくか、紙に記録して他の人に見られないように保管しておく必要があります。(この番号は支払いに使う番号で、万が一漏れても金銭が不正に引き出されるような類のものでなく悪用のリスクが思いつかないので、通常のログインパスワードほどセンシティブにならなくても良いかもという判断で紙に記録と書いています。)

納税用確認番号の設定は以下から行うことができます。

  1. マイページに移動し、
  2. 還付・納税関係のページに移動し、
  3. ページの下の方にある納税用確認番号・カナ氏名から設定

インターネットバンキングのpay-easyで納税

ご自身が利用している銀行のインターネットバンキングのpay-easyから、先に確認&設定した情報を使って納付します。
具体的操作方法は、利用しているインターネットバンキングのpay-easyの操作説明資料を参照してください。

pay-easy: 「入力方式」による納付手続きの手順

利用者識別番号と納税用確認番号の確認

納税する前に、以下の2つの情報を確認する必要があります。
確認方法は先の登録方式の手順を確認してください。

  1. 利用者識別番号・・e-Taxの利用者を示す16桁の番号
  2. 納税用確認番号・・電子納税に必要な、6桁の数字。事前に本人が設定しておく必要がある。

納付目的コードの作成

入力方式の場合は、以下の国税庁の説明に従い、納付目的コードを自ら作成する必要があります。


以下では、令和6年確定申告での所得税及び復興特別所得税の納付の場合のコードになります。

  • 納付目的コード: 3204506
    • (A)税目番号: 320 (所得税及び復興特別所得税)
    • (B)申告区分コード : 4(確定申告)
    • (C)元号コード: 5(令和)
    • (D)課税期間: 06(令和6年)

pay-easyでの納付

各種金融機関のインターネットバンキングでpay-easyから納付します。
納付する際に必要となる金融機関への納付指図データは、上記までを踏まえて以下の通りとなります。

  • 収納機関番号: 収納機関番号(00200
  • 納付番号: 利用者識別番号
  • 確認番号: 納税用確認番号
  • 納付区分: 先に作成した納付目的コード
  • 金額: 申告等により納付すべき金額

e-Taxでの医療控除の入力方法(令和6年分)

はじめに

ここではe-Taxでの所得税の確定申告での医療控除の入力方法をメモしておきます。
e-Taxでの確定申告の全体については以下を参照してください。
nopipi.hatenablog.jp

医療控除の考え方

医療費控除の金額の考え方は以下のとおりです。
一年間で発生した家族全員の医療費から保険や給付金などの補填金を引いた差分で10万円を超えた部分が控除される形になります。

詳しい説明は以下の国税庁の案内を参照してください。
www.nta.go.jp

e-Taxでの医療費控除入力

医療費控除への移動

各種控除のページから「医療費控除」に移動します

マイナポータル連携された医療費通知の確認と訂正

まずマイナポータル連携された医療費を確認します。
保険金の支払いなど補填があった場合は、補填金額を「訂正」から手動入力します。

保険金など補填金額の入力

  • 通知されたデータの中で、保険金支払いの対象となった医療費のところで訂正ボタンを押します。


  • (c)補填される金額に保険金の支払い金額を入力します。


  • 入力内容の確認を押して、元のページに戻ります。

追加入力分の医療費

マイナポータル連携に含まれてない医療控除分がある場合は、手動で追加入力します。

完了

以上で医療費控除の入力完了です。

e-TaxでRSUの確定申告してみた(2025年版:令和6年の申告)

はじめに

私は給与が現金+RSU(株式現物支給)の構成になっており、RSU分は源泉徴収に含まれないため確定申告を行う必要があります。
ここでは、2025年2月に令和6年の確定申告をe-Taxで操作した手順を、私のメモとして記載しています。

内容は、こちらの過去記事の内容を、現在のe-Taxシステムのインターフェースで焼き直したものです。
去年(2024年)までは、古いUIと新しいUIがつぎはぎされた微妙なシステムでしたが、今年はずいぶんまともなUIになってきました。
最初っからこのUIで全体を作り直した方が早かったのではとも思うのですが、パソコンに慣れてない人も多いので一気に変えずに徐々に徐々にUIを変えてきたんですかね。知らないですけど。

事前に用意するもの

書類

  • 源泉徴収票・・・一般には12月。私の会社は1月頃に送付されてきます
  • RSUの今年のvest金額 ・・・円換算した金額を利用します
    • VestされたRUS金額(USD)・・・RSUを扱う証券会社などから取得します
    • 為替レート・・・Vestされた日の為替レートを利用します。
  • その他
    • 予定納税額: 予定納税がある場合は年間の合計金額(1期分+2期分)を控えておきます
    • 各種控除があれば控除用の資料も準備しておきます
      • ふるさと納税: 2023年現在、ふるさと納税のサービスから(1)マイナポータル連携してデータを自動取得や、(2)寄附金控除に関する証明書(XMLファイル)を発行しそれを適用することで簡単に確定申告できるようになっています。
      • 住宅控除、医療控除、などなど

e-Tax環境

推奨環境

推奨環境はこちらに記載されていますが、WindowsMicrosoft EdgeChromeMacOSSafariが推奨ブラウザとなります。

ログイン方式

e-Taxのログインは、下記3方式がありますが、現在のおすすめはマイナンバーカード方式(スマートフォンを使用してe-Tax)かと思います。
なおあまり使う必要はないですが、ID・パスワード方式の場合、税務署に行きID・パスワードを発行してもらう必要がありますが、確定申告時期(2-3月)はものすごく混むので、12月前に事前に取得しておくことがお勧めです。

  1. マイナンバーカード方式(スマートフォンを使用してe-Tax)
  2. マイナンバーカード方式(ICカードリーダライタを使用してe-Tax)
  3. ID・パスワード方式(予め税務署に行きID・パスワードを発行してもらう必要あり)

マイナポータルアプリ設定&e-Tax連携

マイナンバーでログインできるように事前に、スマホにマイナポータールアプリを入れてセットアップします。アプリのセットアップ&ログイン&e-Taxとの連携の手順は、下記記事を参照してください。
nopipi.hatenablog.jp

確定申告書類の作成と提出

国税庁 e-Taxシステへのログイン

  • 以下のリンク先から、e-Taxシステムにを開きます。

www.e-tax.nta.go.jp

  • 右上のログインを押して、個人の方 -> マイナポータルへと進みます。


  • マイナポータルのサイトに飛ぶので、にニ次元コードでログインを選びます


  • マイナポータルの認証をします
    • スマートフォンマイナポータルアプリで表示されている二次元コードを読み取ります
    • マイナンバーカードの4桁の暗証番号をマイナポータルアプリに入力します
    • スマートフォンマイナンバーに当てて、読み取りを開始します。
  • 以下のページが表示されればe-Taxへのログイン成功です

e-Taxシステムのでの事前確認

  1. 前年にe-Taxで確定申告をしていた場合などは、Topページの下のお知らせ・受信通知に、今年度の確定申告に関するお知らせが届いていると思いますので、目を通すと良いと思います。以下の情報が確認できます。
    1. 予定納税金額
    2. 納付設定(振替やダイレクト納付利用金融機関設定
    3. 今年度の確定申告のスケジュール

確定申告の開始

  • 確定申告を行うを選びます


確定申告書作成(1.申告準備)

税務署への提出方法の選択

e-Taxで提出を選びます。(私の環境はそれしか表示されないですが)

作成する申告書の選択

1.令和6年分の申告書等の作成を選ぶとプルダウンがでます。
2. RSUと各種控除は所得税を選択します。

マイナポータル連携の選択

マイナポータルと連携するので、マイナポータルと連携するを選択し、次へ進むをクリックします。

環境の確認

「ご利用のための事前準備を行います」というタイトルの画面が出てきます。すでにマイナポータルを設定してe-Tax連携済みの場合は、最下部の利用規定に同意して次へで次に進みます。

e-Taxの登録状況確認

過去にe-Taxを利用したことがある場合は、住所/氏名や予定納税額の情報を確認します。
表示された情報を確認し、問題なければ次に進みます。

マイナポータルからの証明書等のデータ取得
  1. マイナポータルから情報連携する場合は、取得するを選び、マイナポータルに移動して情報を取得をクリックします。
  2. マイナポータル画面に飛びますので、「同意事項」を確認し上記に同意するをチェックし、次へで進みます。
  3. 「確認してください」の画面で内容を確認し次へで進みます
  4. 「控除証明書等の取得」で上記(留意事項)を確認したにチェックを入れ、次へで進みます。
  5. e-Tax画面に戻ると、取得した情報が列挙されます。追加で取得するものがあれば、同じ操作を行います。

全ての情報が連携されたら、申告書等を作成するで、申告書作成に進みます。

xmlデータの読込

医療通知などで、マイナポータル連携以外に申請用のxml形式の電子データがある場合は、ここでファイルを選択して読み込みます。
ファイルが何もなければ、次へに進みます。

申告する所得の選択等

ここで、(1)本人の生年月日の確認と、(2)申告する所得の選択、を行います。

申告する所得の選択は、その人それぞれで変わってくるので、ページの「申告する所得とは」や「申告する所得がどの所得に該当するかわからない場合」のリンク先で確認ください。
仮に、(a)勤務している会社がRUSが付与される一社のみで、(b)その一社の源泉徴収票にはRSUが含まれておらず、(c)給与所得以外の所得がない場合は、以下の選択になります。

  • 「給与収入がある方、年金収入がある方、退職金を受け取った方」で「給与」をチェック
  • 「給与所得に関する質問」で「お持ちの「給与所得の源泉徴収票」は1枚のみですか?」で、2枚以上あるを選択する <== ここ重要!! (ここで2枚を選択しないとRSU分の所得の入力ができないので)

確定申告書作成(2.収入等入力)

収入・所得の入力トップページ

前のページで選択した所得の内容に応じて、入力が必要な所得の項目が出てきます。
RSUは給与所得になるので、給与所得をクリックします。

給与所得の入力

給与所得の入力画面が出てきます。
入力は、以下の3つです。ただ最後の「特定支出控除の入力」は通常ないので実質は、2つになります。

  1. 源泉徴収票(年末調整済み)・・・会社から渡される源泉徴収票の内容を入力します。
  2. 源泉徴収票(年末調整未済)・・・RSUの金額を入力します。
  3. 特定支出控除の入力・・・これは通常なし(該当する人は入力)

(1) 源泉徴収票(年末調整済み)の入力
最初に、会社から書面で交付された年末調整済みの源泉徴収票を入力します。
会社から提供されている源泉徴収票の内容を手入力します。画面に出てくる源泉徴収票のガイドを参考に入力します。

  • 支払い金額/源泉徴収額: (A)支払金額、(B)源泉徴収税額、
  • 扶養控除者の記載: (C)「(源泉)控除対象配偶者の有無等」、「配偶者(特別)控除の額」のいずれかの記載、(D)控除対象扶養親族の数
  • 社会保障/保険等の控除: (E)社会保険料等の金額、(F)生命保険料の控除額、(G)地震保険料の控除額
  • その他控除等: (H)住宅借入金等特別控除、(I)所得金額調整控除額、(J)本人が障がい者・・・
  • 支払い者情報: (K)支払い者の住所、(L)支払い者の氏名または名称

(2) 源泉徴収票(未調整)の入力
RSUの金額の入力を行います。
入力画面は、最初の「源泉徴収票(年末調整済み)」と同じです。
RSUの場合は以下の通り入力します。

  • 支払金額 : 事前確認したVestされたRUS金額(円換算)を入力
  • 源泉徴収税額: 源泉徴収はないので0を入力
  • それ以外の項目: 空欄でOK
  • 支払者の住所・氏名: 私の場合は、本社(海外法人)を入力
  • 入力が完了し内容確認たら、「入力終了(次へ)」で進む

(3) 特定支出控除の入力
私は、該当しないのでパスしました。

ここまでで源泉徴収済みの所得と、RSUの所得の入力は完了です。
全て入力したら末尾の入力終了を押して、「収入金額・所得金額の入力」の画面に戻ります。

そのほかの所得の入力

株式や不動産などのその他の所得がある場合は、それぞれ入力します。
ここでは割愛します。

確定申告書作成(3.控除等入力)

控除に関する申請です。社会保険料控除など源泉徴収で入力したものはすでに反映されています。
ここでは、ふるさと納税などの追加で控除申請したいものを入力していきます。

医療費控除

医療費控除については、こちらを参照してください。

寄附金控除(ふるさと納税)

ふるさと納税(寄附金控除)など、寄付金の控除入力をします。
私は、さとふるを使っており、マイナポータル連携でデータが連携されるので、連携されたデータを確認して終了です。

マイナポータル連携をせずにふるさと納税ポータルサイトから控除のデータをxmlファイルで取得してインポートする場合は以下の手順になります。

  1. 「寄附金控除」で入力を行います。
  2. 「データで交付された証明書等の入力」で「はい」を選択し、「次へ進む」で進みます
  3. 「寄附先等から交付されたデータ読込」でファイルを選択し、を選択し、「選択したファイルを読み込む」で読み込みます
  4. 読み込んだファイルの内容を確認し、「次へ進む」で進みます
住宅に関する控除の入力

住宅ローン控除などの入力になります。
私は、対象がないのでパスです。

予定納税の入力

予定納税がある方は「予定納税額」を確認します。自動入力されていない場合は手動で入力します。

その他の控除入力

他にも、追加で控除するものがあれば入力していきます。
ここでは割愛します。

控除の入力完了

全ての入力が完了したら、下記の画面の下部の入力終了(次へ)で、税額控除等の入力に進みます。

確定申告書作成(4.その他入力)

これまでの入力内容をふまた納税額の確認

入力内容に基づいた納付金額が出るので確認します。

納付方法の選択

以下を指定します。特に2つ目の納税方法と3つ目の通知方式はからなず選択することになります。
2つ目の納税方法は、税務署的には「振替納税」が推奨かと思います。納税額が30万円以内ならスマホ納税でポイントが付くAmazon Payが良いかも。そんな中で私は、振替納税の設定をしていないので電子納税でインターネットバンキングでpay-easyでの支払いをよく利用しています。
3つ目の通知方式は、e-Taxによる「電子交付」でも良いですが、私は手紙でないと気づけないタチなので「書面交付」を選択しています。

  1. 滞納の届出の有無
  2. 納税方法の選択(振替納税、電子納税、クレジット、スマホ納税、金融機関窓口の選択)
  3. (予定納税額の通知などの)通知方式の選択


財産債務調書、住民税等に関する事項

財産債務調書や住民税に関する選択になります。

  1. 財産債務調書の作成
    1. 条件に合致している人は、財産一覧を提出する必要があります。
  2. 住民税に関する事項の選択・入力
    1. 扶養家族など該当するものを入力します
    2. 住民税の徴収方法
      1. 「住民税の徴収方法」で、住民税を給与から天引きする場合は「特別徴収」を選択します。ここで選択しないと、翌年度の住民税の納付を自分で納付する必要があります。

基本情報の入力

氏名・電話番号や住所などを入力します。

マイナンバーの入力

マイナンバーの番号を入力します。

5.送信

ここまでで確定申告の申請内容の入力が完了しました。
ここからは、e-Taxで提出するを選択した場合の手続きになります。
手続きとしては入力内容を確認して提出の流れになります。

申請内容の確認

「申請書等を表示する」で確定申告のドラフトを確認します。

送信準備

送信内容する内容の選択、税理士や登記、申告用のXMLファイルの指定などを行います。
必須項目として「マイナンバーカード認証方法」があります。(1)スマートフォン(QRコード)、(2)ICカードリーダーライタ、の2つがあるので、e-Taxのログイン時に利用した認証方法を選びます。(ほとんどの人は「スマートフォン(QRコード)」になるような気はしますが)

e-Tax送信

税務署にe-Taxで提出します。

進め方

  1. 「送信する」を押します。
  2. 確認のダイアログが出るので、「送信を実行する」
  3. 送信に少し時間がかかるので待ちます
  4. 「正常に送信が完了しました。」というウィンドウが表示されれば送信完了です。
  5. 最後に「送信結果の確認」が出るので送信内容を確認します。

6.データ保存など

送信が完了したので後処理を行います。

  1. 送信後の作業
    • 入力内容のファイルをダウンロードして保管します。翌年の申告書作成などに利用できるそうです。念の為毎年ダウンロードして保管していますが、これまで使ったことはないです。
  2. 添付書類の準備
    • 提出が必要な書類はまとめて郵送します。
    • 郵送が不要な書類は5年の保管が必要ですので必ず保管しましょう。忘れた頃に税務官が監査に来た時に書類がないと困ることになるので。
  3. (重要)納税方法
    • ここで納税方法ごとの説明が出てきます。
    • それぞれの方式のボタンを押してここから手続きを行うこともできますし、後でe-Taxのメッセージボックスを確認してそのメッセージから納税することもできます。
  4. アンケート
    • e-Taxがより使いやすくなるために、アンケートに協力しましょう。

終了!!

以上で確定申告は完了です。
お疲れ様です!!

引き続き納税方法の話に移ります。

還付/納税

確定申告により、納税額が減った場合は還付が、納税額が増えた場合は納税を行う必要があります。

  • 納税について
    • 確定申告で発生した追加の税金について、期限までに納付する必要があります。
    • 納付方法と納付期限は納付方法により異なります。
    • 納付方法は、振替納税、ダイレクト納税、インターネットバンキング、クレジットカード、窓口納付、XX pay(スマホアプリ納付)などがあります。

納税方法は、(a) 確定申告の最後の「データ保存等」にある案内からか、(b)またはe-Taxのメッセージボックスに納付に関するメッセージが届いているのでそのメッセージを確認して、納付を進めます。

以下では、私が過去に実施した納税方法について説明します。

スマホアプリ納付(Amazon Payでの納付)

GMOペイメントゲートウェイ株式会社が運営するスマートフォン決済専用のWebサイト(国税スマートフォン決済専用サイト)からPayPay、AuPay、Amazon PayなどXX Payの方式で納付する方法です。こちらはスマートフォン専用での操作になります。少額納付の人の利便性向上を目的とした支払い方法のため、納付上限が30万円になります。2023年度分の納付までは30万円の納付を複数回に分けて納付という技が使えたのですが、2024年度の納付からはe-Taxシステムで納付金額が30万円以上の場合は選択できないようになりました。
スマホアプリ納付を選択した場合は、手数料がかからないや、XX Payによるかもしれないですが納税でポイントがつくなどのメリットがあります。

以下は2023年度分をAmazon Payを利用して納税した時のメモです。

Amazonアカウントでギフトカードをチャージする

最初にAmazonのアカウントにログインして、納税に必要な金額をギフトカードにチャージします。

  1. Amazonのサイトにログインする
  2. 右上のアカウント&リストをクリックしアカウントサービスの画面を表示し、Amazonギフトカードのボタンをクリックする
  3. 左上のギフトカードの残高を確認し、不足分の金額をAmazonギフトカード(チャージタイプ)をチャージするからチャージする
  4. 右の金額で必要な金額を入力し(上限 50万円)、今すぐ購入でチャージする
  5. 5分程度でチャージされるので、Amazonギフトカードのページで残高を確認する。
国税スマートフォン決済専用サイトでの決済
  1. スマートフォンで、下記サイトを開く
    1. G-2-5 スマホアプリ納付の手続|国税庁
  2. 国税スマートフォン決済専用サイトのボタンをタップして、サイトを開く
  3. 注意事項を確認し、次のページに進み、Amazon payを選択して進む
  4. 納付者情報の入力
    1. 利用者の氏名・住所・連絡先を入力する
    2. 税務署関連情報の入力
      1. 整理番号には、事前に税務署から送付されている通知書に書かれている整理番号を入力する
      2. 納付先税務署を選択する
    3. メールアドレスを設定する
  5. 納付内容の入力
    1. 確定申告の場合は、申告所得税及び復興特別所得税を選択する
    2. 納付税目を確認し、課税期間(2023年分なら、令和5年)、申告区分確定申告を選択する
    3. 本税で、納付金額(最大30万円)を入力する
    4. 次へ進む

ここからAmazonのサイトに移動します

  1. Amazonのサイトにログインすると、国税(申告所得税及復興特別所得税)というページに移動します
  2. 支払い方法で、ギフトカードが選択されていることと残高があることを確認し、続行をクリックします
  3. 納付情報の確認し、確定させます
  4. 納付が完了したら納付内容をダウンロードで納付結果を取得し保存します。

以上で納付が完了です。

クレジットカードで納税する

手数料がそれなりにかかりますが、こちらの方が次のpay-easyより手続きが楽ですし、CX Payのような納付の上限金額もない(カードとしての上限はもちろんある)ごメリットです。

また手数料はクレジットカードのポイント還元と相殺される可能性もあるので確認してください。

  • クレジット枠の一時変更
    • クレジット枠が足りない場合は納税のために一時的にショッピング枠を拡大申請します。カードによってはオンラインで即時対応してくれて楽ですね
  • 納税への進み方
    • 確定申告の帳票送付が完了した時点: それぞれの納税方式のリンクが表示されているのでクレジットカード納付手続きを選択します
    • 確定申告を完了済みの場合: 作成コーナートップのメッセージボックスの確認を開き(下図参照)、メッセージボックス一覧の中の、納付情報登録依頼を開くと、確定申告の帳票送付が完了した時点の納税方式リンクと同じページが開いきます

  • クレジットでの納税: あとは画面に従ってネットショップと同様の手続きでポチポチすればOKです。

pay-easyで納付する

銀行のインターネットバンキングなどから納税する場合は、pay-easy(ペイジー)を利用します。
手数料がかからないので、口座振替を設定していない場合の電子納付では有力な選択肢になるかと思います。

pay-easyでの納付手続きについては、こちらの記事を参照してください。
nopipi.hatenablog.jp

*1:TTM(公表仲値)、TTS(電信売相場)、TTB(電信買相場)と言います。詳しくは、こちらを参照

e-Tax マイナンバーカード(スマホアプリを使った2次元バーコード)方式のログイン手順

この記事では、国税庁e-Taxシステムでの確定申告書類の作成時に、マイナンバーとスマホのアプリを利用しログインする方法をまとめています。

ログイン手順

(初回のみ)マイナポータルの利用者登録

  • 事前に以下を用意する必要があります
    • マイナンバーカード
    • 数字4桁の暗証番号(利用者証明用電子証明書パスワードマイナンバー作成時に指定した4桁の番号です。
  • スマホに「マイナポータル」アプリをインストールします。
    • デジタル庁が提供するマイナポートタルにアクセスし、ログインをクリックします。
    • アプリがインストールされてない場合下記のページが出てくるので、説明に従いスマートフォンにアプリをインストールします。

  • マイナポータルへの初期ログイン&登録
    • スマホへのアプリインストールが完了したら、マイナポートタルから再度ログインを実行します。
    • パスワードの入力で、マイナンバーの読み取り用の4桁のパスワードを入力します。
    • カードの読み取り画面で、画面の指示に従いマイナンバーの上にスマートフォンを置いてマイナンバー情報の読み取りを行います。
    • 読み取りが完了するとログイン認証が完了し、マイナポータル画面に戻ります。

(初回のみ)e-taxとマイナーポータールの連携方法

  • マイナポータルのトップページをスクロースし、下部の「サービス一覧」に移動します。
  • 「もっとつながる」を選択し、「国税電子申告・納税システム(e-Tax)」で「つなぐ」を選択します。
  • 画面の手続きに従い、e-taxとマイナポータルを連携させます。
    • すでにe-taxを利用しており利用者識別番号(数字16桁)がある場合は、連携手順の中で利用者識別番号を入力し連携します。
    • 初めてe-taxを利用される場合は、e-taxの初回登録を行います。
  • 詳細は、国税庁yutubeで解説動画を載せているので、そちらを参照ください。

e-taxにアクセスする

f:id:nopipi:20220213120259p:plain:w600
  • 作成開始をクリックする
f:id:nopipi:20220213120432p:plain:w600
  • スマートフォンを使用してe-Taxをクリックする

    • クリック時に、水晶のブラウザを利用していない場合「確認」画面ができますが、問題ない場合は「このまま次へ進む」を押します。
  • 作成したい書類を選択します
    • 例えば昨年の所得税申告の場合、「令和x年分の申告書等の作成」で「所得税」を選択します。
  • マイナポータル連携の選択で、マイナポータルから証明書のデータ連携を行う可動化を選択して、「次へ進む」をクリックします
    • マイナポータルで事前に証明書取得設定済みの場合・・連携する
    • そうでない場合・・・連携しないで申告書等を作成する
  • 「ご利用のための事前準備を行います」
    • スマホにマイナポータルアプリをインストールしていない場合は、ここでインストールします。
    • この手順ではすでにアプリをインストール済みなので、最下部の「利用者規約に同意して次へ」に進みます
  • マイナポータルアプリでQRコードを読み取ります
    • これまで同様、表示されたQRコードを、スマホのアプリで読み取り、4桁の暗証番号を入力した後に、マイナンバー上にスマホを置きカードの読み取りを実行します。
  • e-Tax登録情報の確認
    • 内容を確認し、問題がなければ「申告書等を作成する」で進みます。

続きはこちらの記事を参照

nopipi.hatenablog.jp


nopipi.hatenablog.jp

e-TaxでRSUの確定申告(電子申告)してみた(2021年版)

注意!!: 下記が最新版なので、こちらの記事を参照ください。
nopipi.hatenablog.jp

はじめに

2021年の確定申告で変更があったところをアップデートしました。(2022.2.13)
e-Taxを利用し申請書を作成&提出する時の注意点として、

  • e-TaxのID/パスワードは確定申告期間前に取得すること(税務署に行く必要があり、確定申告期間は激混みなので)、
  • 入力方式で (a)所得税を選択、(b)(RSUのみなら)「給与・年金の方(給与・年金専用)」、(c)給与所得の内容等選択で会社の制度にあわせ、支払先2つ以上か、支払先1つ&年末調整を行なっていない」のどちらかを選択、

するところでしょうか。

また納税は、昨年までPay-easyを使っていましたが、(手数料がそれなりにかかりますが)クレジット方式の方が断然楽だということを知りました。

  • Pay-easy(インターネットバンキング)の留意事項
    • 事前にe-Tax受付システムという確定申告の書類作成とは別のシステムで、納税用確認番号を設定する必要がある点が注意点
  • クレジット方式の留意事項:
    • クレジット枠の限度額が足りない場合は一時的な引き上げが必要。あと手数料がそれなりにかかることに注意(ポイント還元で相殺されるか要確認)

結論から言うと、初めての人には難しい。

事前に用意するもの

書類

  • 源泉徴収票・・・一般には12月。私の会社は1月頃に送付されてきます
  • RSUの今年のvest金額 ・・・円換算した金額を利用します
    • VestされたRUS金額(USD)・・・RSUを扱う証券会社などから取得します
    • 為替レート・・・Vestされた日の為替レートを利用します。
  • その他
    • 予定納税額: 予定納税がある場合は年間の合計金額(1期分+2期分)を控えておきます
    • 各種控除があれば控除用の資料も準備しておきます
      • ふるさと納税: 余談ですが、2021年からふるさと納税のサービスから寄附金控除に関する証明書(XMLファイル)を発行しそれを適用することで簡単に確定申告できるようになっています。
      • 住宅控除、医療控除、などなど

e-Tax環境

e-Taxのログインは、下記2方式があります

  1. マイナンバーカード方式(スマホアプリをアプリを使った2次元バーコード方式)
  2. マイナンバーカード方式(ICカードリーダライタ必要)
  3. ID・パスワード方式(予め税務署に行きID・パスワードを発行してもらう必要あり)

ここでは「ID・パスワード方式」を利用しログインています。

ID・パスワード方式の場合、税務署に行きID・パスワードを発行してもらう必要がありますが、確定申告時期(2-3月)はものすごく混むので、12月前に事前に取得しておくことがお勧めです。

確定申告書類の作成と提出

e-Taxログイン

ログイン場所が分かりづらいですが、https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top#bsctrlで「作成開始」を押し、所定のログイン方式(私はID・パスワード方式)で進みます。

提出方式方式の選択

書類の提出方式(というかe-taxのログイン方式)をここで選択します。「ID・パスワード方式」の

事前確認

  • 申請者の登録情報(名前・生年月日・住所など)を確認して、「申告書等を作成する」を実行します。
  • 2020年分であれば「令和2年分の申告書などの作成」を選び、「所得税」を選択します。

書類作成

書類作成の開始

「作成開始」を押します。

申告内容に関する確認
  • 提出方法:
    • 税務署に行かずにインターネットで完結する「電子申告」の場合は e-Taxにより税務署に提出する」を選択します。
  • 給与以外に申告する収入:
    • RSUは給与になるため、RSUの申告だけの場合は 「いいえ」になります。
    • 他に株や不動産収入がある場合は 「はい」を選びます。
  • お持ちの源泉徴収票は1枚のみですか?
    • RSUは源泉徴収票に含まれてなく別申請する必要があるため、 「いいえ」を選択します。
  • 税務署から予定納税額の通知を受けていますか?:
    • 前年に確定申告での納税が15万円以上の場合、前年の7月と11月に納税しているはずで、それが予定納税です。予定納税がある場合は「はい」を選択します。


収入金額・所得金額の入力

RSU入力の場合は、「給与所得」を入力します。


  • 年末調整済みでない源泉徴収票の入力 ・・・RSUの金額をここに入力します
    • 支払金額 : 事前確認した「VestされたRUS金額(円換算)」を入力
    • 源泉徴収税額: 源泉徴収はないので「0」を入力
    • それ以外の項目: 空欄でOK
    • 支払者の住所・氏名: 私の場合は、本社(海外法人)を入力
  • 入力が完了し内容確認たら、「入力終了(次へ)」で進む

ここまででRSUの入力は完了です。
他の収入がある場合は他の項目も入力します。
全て入力したら末尾の「入力終了(次へ)>」を押します。

所得控除の入力

ふるさと納税(寄附金控除)など、他に確定申告が必要なものがある場合ここで入力します。ふるさと納税の入力方法についてはこちらが参考になります。


税額控除等の入力
  • 住宅ローンの控除、その他、控除がある場合はここで入力します。
  • 予定納税がある方は、「予定納税額」を確認します。自動入力されていない場合は手動で入力します。


計算結果の確認

最後に納付金額が出るので確認して、「次へ」へ進みます。

住所・氏名入力と印刷/e-Taxでの書類提出

  • 納税方法の説明の後に、住所・氏名などの情報を入力します
  • マイナンバーを入力します
  • 「送信・印刷」で帳票を最終確認します
  • 追加データ: 添付データ、税理士情報、登記情報などの追加。なければ全て「いいえ」で次に進みます。
  • (e-Tax送信の場合)データの送信:e-Taxのパスワードを入力し、データ送信します
  • 最後に送信完了した帳票を印刷orダウンロードして完了です。

クレジットカードで納税する

手数料がそれなりにかかりますが、こちらの方が手続きは断然楽です。
また手数料はクレジットカードのポイント還元と相殺される可能性もあるので確認してください。

  • クレジット枠の一時変更
    • クレジット枠が足りない場合は納税のために一時的にショッピング枠を拡大申請します。カードによってはオンラインで即時対応してくれて楽ですね
  • 納税への進み方
    • 確定申告の帳票送付が完了した時点: それぞれの納税方式のリンクが表示されているのでクレジットカード納付手続きを選択します
    • 確定申告を完了済みの場合: 作成コーナートップのメッセージボックスの確認を開き(下図参照)、メッセージボックス一覧の中の、納付情報登録依頼を開くと、確定申告の帳票送付が完了した時点の納税方式リンクと同じページが開いきます

  • クレジットでの納税: あとは画面に従ってネットショップと同様の手続きでポチポチすればOKです。

pay-easyで納税する

今回は、インターネットバンキングのpay-easyで納税してみました。(正直分かりずらかった)

納税用確認番号を登録

納税する前に、e-Tax受付システムで「納税用確認番号」を登録する必要があります。

  • 「各種登録・変更」から「納税用確認番号、納税用カナ氏名・名称の登録・変更」を選びます
  • 「納税用確認番号」に数字6桁の番号を設定します。

インターネットバンキングのpya-easyで納税

国税庁の納税手順はこちらになります。

  • 収納機関番号 : "00200"(固定)
  • 納付番号: 利用者識別番号(e-Taxのログイン時のID)
  • 確認番号: e-Tax受付システムで設定した「納税用確認番号」
  • 納付区分:
    • こちら納付目的コードの説明に従って入力します
    • 令和元年の確定申告の場合は、"0204502"になります。
      • (A)税目番号: 020 (申告所得税)
      • (B)申告区分コード : 4(確定申告)
      • (C)元号コード: 5(令和)
      • (D)課税期間: 02(令和2年)
  • 払込先を確認して、払込金額を入力します。払込金額は、e-Taxの確定申告書類作成の最後に表示された金額になります。

*1:TTM(公表仲値)、TTS(電信売相場)、TTB(電信買相場)と言います。詳しくは、こちらを参照